性善説と日本的経営管理
「日本的経営管理」
人の意識についていろいろ述べてきましたが、
私は経営にはやはり人の意識が基礎になると思います。
それがないと、
「仕事は厳しいけれど、会社に行くのが楽しい」、
というような会社の風土は創れないと想っています。
経営者層から社員全員同じ思いで、活動している会社です。
みんながプラス思考で、笑顔が絶えず、自ら考え、臨機応変に工夫し、
自由に活動しているように見えるけれど、規範はしっかりしている。
そんな会社が出来上がると思います。
性善説にもとずく経営管理について以下に整理します。
これは家庭でも、同じことだと思います。
1.性善説に基づく活動を行う
「人間は生まれつき働くことに意欲を持っている」
「人間は生まれつき良心に従って仕事をする」
2.任せられる経営管理の基本思想
1.全員が相互に信頼しあう
2.社員の人間性の尊重
3.自主的な創意工夫による成長を求める
3.手順
ステップ1:不満は徹底的に話し合い、お互いに納得する
ステップ2:お互いが許しあい、思いやりをもって安心・安全・信頼を創る
ステップ3:最低限のモラル、マナー、行動基準を明確にし、皆が守る
ステップ4:社内で起こっているまたは起こりそうな、
問題を継続的に改善する予防の仕組みを創る
ミスなどの不適合は、責任追及ではなく原因追求を徹底する
ステップ5:理念、戦略、方針を創る
ステップ6:全社、部門、個人の目標を明確に設定する
目標の具体的行動計画と判定可能な目標値も同時に創る
ステップ7:社員の目標達成に必要な手段の選択にできるだけ多くの自由度を持たせる
ステップ8:結果、得られることに各自が責任を持つ
ステップ9:自分たちがやったという目標達成の喜びを味わってもらう
誉める事を忘れないようにする。
4.注意点
1.作業標準による社員の行動を拘束する事項は可能な限り少なくする
2.達成すべき目標と、具体的行動と、それを達成したかどうかの判定基準を明確にする
3.目的を達成するための教育訓練をする
4.自責の文化と重要性を意識する工夫をする
次回より、活動の基準を明確にしていきます。
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