「ISO認証取得無料通信講座ー目標達成活動2ー」
経営戦略などを考え、決定するときには、事実に基づき検討しないと間違った判断をしがちです。
優秀な経営者で、直感で決めると言われる方もおられますが、これは表面上のことで、直感の前には、色々な情報、経験、思考に裏付けされた結果なのです。
従って、間違った決定をしないためにも、
お客様満足度・過去の売り上げや利益推移・市場動向・競合情報・不適合情報・リスク・マネジメントレビュー結果記録・その他経営情報
などの情報を可能な限りあらゆる方法を工夫して収集し、分析(課題要素の明確化)からスタートしなければなりません。
経営者が経営に失敗する最大の要因は、情報の流の悪さ、による現状誤認識と判断ミスにあります。
次に、理念のない会社は必ず迷走します。
最近では、「赤福餅事件」「雪印食品事件」「ミートホープ事件」「三菱自動車事件」などあげればきりかないほど沢山の、会社の存続が危ぶまれる事件が発生しています。
信頼を築くのには時間がかかりますが、無くすのは一瞬です。
これらの会社に共通することは、目先の利益に目を奪われ、お客様との信頼関係という、組織の存在のための基本を忘れてしまったことです。
「ひととしてどうあるべきか」
「どうして組織は存在できるのか」
「組織と社会の関わりはどうあるべきか」
「組織の活動はどうあるべきか」
「組織の道徳とは何か」
をトップ自らが常に示し、社員全員に理解していただく必要があります。
会社に利益をもたらしていただけるはお客様であり、お客様との信頼関係が無くなり、お客様が利益をもたらしてくれなければ会社は存在できなくなります。(お客様に満足していただくためには、まず社員の方が満足していることは当たり前のことと御理解ください)
事件を起こした会社はこの事を忘れてしまったのです。
従って、まず目標活動では、
理念・戦略・方針・全社目標の設定や見直しを、入手した情報からおこない、社員の皆さんに発表していただき、理解と納得をしていただくことから始めなければなりません。
理念には、トップの人生観や哲学からスタートし、お客様満足向上と社会への貢献を目指し、それらが最終的には社員やその関係者の幸せに繋がることがわかる内容であれば良いと思います。
戦略では、自社と利害関係者がゲーム理論でいうウィン・ウィンの関係が実現できる工夫を考えましょう。
今の業種で、ABC分析し、既存のお客様との関係をしっかり維持しリピートに繋がる仕組みと、付加価値と、差別化を図る工夫を考えます。
ここで、挨拶、言葉づかい、笑顔、身だしなみ、態度、清潔感、マナーは基本になります。
同じか少し高い価格でも、安いと感じていただける、
信頼、安心、安らぎ、スピード、サービスとはどうあるべきかについて考え、見直してみましょう。
維持の次は、既存のお客様への一客多売の工夫を考えましょう。
Bランクのお客様を、Aランクのお客様になっていただくのにどのような活動をするか、
新製品追加、商品群の充実化、組み合わせ販売、企画提案販売などです。
経営のベースがしっかりとしてきたら、
最後に中長期テーマとして新規のお客様獲得や新事業について考えてみましょう。
最後に、
十年単位の時間の流の中では、既存のお客様のニーズも、業種の形態も変化していきます。
未来はどのように変化するか、予測できても、確実なことは誰にもわかりません。
そんな中で、試行錯誤し、変化に対応できる何かを構築していかなければ、生き残ってはいけません。
誰も教えてくれないと思います。
自責の文化で、自ら工夫し、チャレンジし、沢山の失敗から学び、新しい芽を育てることが重要になります。
既存の活動を工夫し構築するかまず考え、その後、既存と新規の活動をバランスよくどのように取り組むか大局的視野で考えることが、生き残る戦略になります。
方針は、理念と戦略から具体的に取り組むテーマを整理し、表明するものです。
年度方針や中長期方針が含まれます。
「売り上げ向上」「経費削減」「新規お客様開拓」「生産性向上」「ミス・クレーム低減」「シェアー向上」「改善活動推進」「社会的責任の順守」「お客さ満足向上」「5S活動推進」「グリーン購買推進」「新規プロジェクト推進」「モラル・マナーの向上」など短期・中期・長期の重要取り組みテーマを明確にしましょう。
目標は、どうなれば方針が達成されたことになるか、全社の具体的達成値を明確にしましょう。
場合によっては部門値を示しても良いです。方針と一対で示してもよいです。
ここまで出来たら、皆さんに発表し、理解していただきましょう。
発表の次は、部門・チーム・皆さん自身で、
部門・チーム・個人目標を考えていただきます。
目標値・具体的な目標達成のための行動計画・担当者・日程・予算の策定をおこなってください。
自責の文化を作るためにも、各々の単位で考えることがポイントです。
出来た目標は、発表していたたき、他部署からの要望や意見を聞き、最終的には合意承認をもらわれるのが良いでしょう。
後は、計画通りに実行するだけです。
やりっばなしにならないように、進捗確認を責任者は行わなければなりません。
やらせっぱなしにすると、以下の問題がでてきます。
「忙しくて出来ませんでした」
「・・・で、こちらを優先させました」
「難しくて出来ませんでした」
「私には出来ませんでした」
「これでいいと思いました」
もっともらしい言い訳が出てきます。
他責の文化です。
こんな結果にならないように、責任者は、進捗確認と支援を忘れないでください。
進捗確認では、達成への情熱を忘れないでください。
また、状況が変化したと判断すれば、柔軟に、計画の見直しを行うようにしてください。
目標値の変更は極力避けるべきです。
良い結果がでたら、すかさず誉めたり、表彰してあげると、担当者は達成の感動が経験でき、次への意欲に繋がっていくと思います。
色々な活動の中で重要なことです活動ですので気合いを入れて実行してください。
最近のコメント